1890年代における「国家教育」の具体相--雑誌『北陸教育』の分析を中心に  [in Japanese]

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Abstract

本論文は 1890年代に石川県を中心に発行されていた教育雑誌『北陸教育』の記事分析を通じて、当時の教育界において盛んに喧伝されていた「国家教育」の具体相について検討することを目的としている。「国家教育」という主張をめぐっては、1890年に結成された全国規模の教育団体であった国家教育社を中心に教員や教育関係者のあいだで議論がなされ、教育勅語の普及や「国立教育運動」を中心とした活動が広く展開されていたことが知られている。石川県においても国家教育社の「地方支部」が設置され、同様の活動が展開されていたことが指摘されている。こうした従来の視点に対して本論文は、石川県における「国家教育」をめぐる議論が県特有の教育課題に対応するなかで生じたものであり、国家教育社の活動とは一線を画す、独自の議論・活動が展開されていたことを指摘した。

Journal

  • 総合教育研究センター紀要

    総合教育研究センター紀要 (9), 1-13, 2010

    天理大学人間学部総合教育研究センター

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005857911
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA1242710X
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    1347-975X
  • NDL Article ID
    11040221
  • NDL Call No.
    Z71-J967
  • Data Source
    NDL  IR 
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