大和舞「神の御国」について
書誌事項
- タイトル別名
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- On Kami no Mikuni, a Yamatomai Dance
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抄録
天理教は、明治十八年(一八八五)、公認を得るため、「神道」に所属する教会を設置した。「神道」とは教えを異にする故、一派独立を願った。その運動の最中、「みかぐらうた」の廃止を迫る政府の要求に対して採用したのが大和舞形式の「神の御国」である。「神の御国」は、中山眞之亮初代真柱が、二十一代集の中から十五首の歌を選び、時の宮内省楽部の芝葛鎮楽長に、曲と舞の制作を依頼してできたものである。明治三十九年(一九〇六)、教祖二十年祭に際して教会本部で初めて舞奏され、その後、部内教会においても、昭和八年(一九三三)まで、各月次祭、大祭の折に勤められていた。 平成二十年(二〇〇八) 十月二十六日、一派独立百周年を記念して開催されたフォーラムに際して、この「神の御国」を再現し、演じた。「神の御国」は、「参音声」三首、「揚拍子」九首、「退出音声」三首の三部分からなっている。「参音声」「退出音声」は、三首それぞれ同音で歌われるが、「揚拍子」九首は、それぞれ部分的に歌詞に合わせてメロディーが変えられている。これは何故であろうか。
収録刊行物
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- 天理大学おやさと研究所年報
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天理大学おやさと研究所年報 (16), 1-16, 2010-03-26
天理大学おやさと研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1574231877394581632
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- NII論文ID
- 120005858462
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- NII書誌ID
- AN10491529
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- ISSN
- 1341738X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles