シロクローバーまたはヘアリーベッチ施用水田において再生紙マルチ移植栽培で水稲を有機栽培した時の生育・収量及び土壌特性  [in Japanese] Growth and Yield of Paddy Rice and Soil Properties under Paper-Mulching Cultivation Applied with White Clover or Hairy Vetch  [in Japanese]

Access this Article

Search this Article

Abstract

再生紙マルチ水稲移植栽培において、シロクローバーやヘアリーベッチ施用を行い、水稲生育と収量および土壌特性に与える変化について、無肥料区と化学肥料区を対照として調査した。緑肥を施用すると、栽培初期に急速な有機物分解が生じ、電気伝導度とpHが高くなる傾向が見られた。しかしながら、この時期の酸化還元電位への影響はわずかであり、遅れて酸化還元電位が低下した。水稲生育については、草丈、茎数、葉色値とも同様な傾向が見られ、クローバー区が最も高く、ついで化学肥料区、ベッチ区、無処理区の順になった。これは生育初期の水溶性窒素の供給速度に大きく関与していると考えられた。水稲収量は、ベッチ区が最も高かった。クローバー区と化学肥料区では、コブノメイガの食害が顕著であり、それに伴い登熟歩合が極端に減少したため、低収量となった。シロクローバーやヘアリーベッチは養分供給面で、再生紙マルチ移植栽培に適した緑肥であると考えられるが、施用量が過度にならないように注意するとともに、害虫管理も留意する必要があると考えられる。

Journal

  • 愛媛大学農学部農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Faculty of Agriculture, Ehime University

    愛媛大学農学部農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Faculty of Agriculture, Ehime University (35), 15-22, 2013-09

    愛媛大学農学部附属農場

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005862865
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00381455
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    0914-7233
  • NDL Article ID
    025551835
  • NDL Call No.
    Z18-2168
  • Data Source
    NDL  IR 
Page Top