交信かく乱剤を施用したレタス圃場におけるキンウワバ類の発生数および種構成について  [in Japanese] Field density and species structure of plusiine moths found in the pheromone treated lettuce fields  [in Japanese]

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Abstract

長野県軽井沢町および小諸市のレタス圃場において,キンウワバ類の発生数と種構成を調べた。圃場には現在,日本国内で市販されている野菜類用複合交信かく乱剤コンフューザーVを施用した。2年間の調査をまとめて,交信かく乱剤施用圃場には158匹のキンウワバ類が採集された。採集した個体は,成虫の前翅斑紋,幼虫の腹部刺毛および分子同定法を用いて種を特定した。種同定の結果,交信かく乱剤施用圃場に発生していたキンウワバ類は8種に分類された。そのうち,2年間の調査で共通してみられたのは,タマナギンウワバ,キクギンウワバ,キクキンウワバ,イラクサギンウワバの4種であった。最も個体数の多かったタマナギンウワバはコンフューザーVの対象種であり,圃場内に設置したフェロモントラップにはわずかながら本種のオス成虫が誘引された。これら,かく乱されていないオス成虫が次世代幼虫の発生に起因している可能性が示唆された。今後は,本種の生態のなかでも飛翔活性や交尾行動など交信かく乱に関わる部分について明らかにしていく必要があるだろう。

Journal

  • 食と緑の科学

    食と緑の科学 (66), 11-16, 2012-03

    千葉大学園芸学部

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005939261
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12123127
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    1880-8824
  • NDL Article ID
    023945648
  • NDL Call No.
    Z18-528
  • Data Source
    NDL  IR  JASI 
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