模擬患者とOSCE を用いた演習科目の実践

書誌事項

タイトル別名
  • The use of a simulated patient and the OSCE
  • モギ カンジャ ト OSCE オ モチイタ エンシュウ カモク ノ ジッセン

この論文をさがす

抄録

理学療法士の対象疾患や患者ニーズは年々増大・複雑化しており,学生の臨床研修といえども臨床実習指導者が学生に求める最低限の臨床実技能力は高くなっている。また受身的学習態度など大学生側の問題もあり,実習遂行上のトラブルになることが多い。これらへの対策として本学理学療法学科では他の養成校に先駆けて模擬患者およびOSCE に関連した科目である模擬患者演習Ⅱの設置を行った。講義内容は主に症例検討グループワークとSP 演習,OSCE に構成されている。その効果は模擬患者演習Ⅱの実施前では臨床実習とOSCE の成績に相関が見られたが,実施後はその相関に有意差は見られなくなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ