当事者意識を育てる小学校社会科地域学習の単元開発 : 第3学年小単元「農家の仕事」を事例として

書誌事項

タイトル別名
  • Developing the Lesson Plan of a Community Study of the Social Studies of an Elementary School Focused on Building Citizenship : Based on the Third Grade Lesson “A Work of Farmers”
  • トウジシャ イシキ オ ソダテル ショウガッコウ シャカイカ チイキ ガクシュウ ノ タンゲン カイハツ : ダイ3 ガクネン ショウタンゲン 「 ノウカ ノ シゴト 」 オ ジレイ ト シテ
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抄録

小学校社会科において,地域社会の形成者としての当事者意識を持てるようにするための地域学習の原理と方法,ならびに授業構成のあり方について,「農家の仕事」の単元の開発を通じて提案する。その学習過程においては,社会科の導入期から科学的社会認識形成を重視し,開かれた地域アイデンティティを確立する。さらに,子ども達にとって切実な地域の社会問題の解決方法について考えさせることによって利益や価値観対立の調整機能としての政治の力の必要性を感じさせる。地域学習の中で実際の政策を認識・判断することが,当事者意識を持つことにつながることを主張する。

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