「人工物」への注目はどのような哲学的含意を持つか  [in Japanese] Why artifact becomes the philosophical point ?  [in Japanese]

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テクノロジーを理解する枠組みを提案する。その基本は、「人工物に媒介された倫理」である。人工物をつくるエンジニアにとって、その責任とか、人工物を使うユーザの位置づけを考える上で、人工物に媒介されているという観点は興味深い論点を含んでいる。 さらに、テクノロジーが使われている社会とその制度の記述を基に考察を進める。その基本が、不法行為法の変遷である。このポイントは、過失に焦点を当てると、それを通じて自律的な人間というユーザの位置づけができなくなる、ことである。この場合に、社会的行為者として責任を取ることのできるものは、メーカーつまり法人という「奇妙な人工物」になってしまう。また、エンジニアも専門家団体の一員として(医師や弁護士のように)損害賠償責任を負うことになれば、テクノロジーと共に暮らす社会の責任ある行為者となりうる。

Journal

  • Journal of engineering ethics

    Journal of engineering ethics 3, 1-20, 2006

    名古屋工業大学技術倫理研究会

Cited by:  1

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005973732
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA11981204
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    13494805
  • NDL Article ID
    8681854
  • NDL Source Classification
    ZM2(科学技術--科学技術一般--大学・研究所・学会紀要)
  • NDL Call No.
    Z74-E256
  • Data Source
    CJPref  NDL  IR 
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