可視光通信とFOSS4Gを用いた屋内ナビゲーションシステムの提案と開発  [in Japanese] Development of Indoor Navigation System Using Visible Light Communication and FOSS4G  [in Japanese]

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Abstract

近年, GPS(Global Positioning System)を利用した測位システムが発達しており,様々な場面で位置情報サービスが利用されている.しかし,ショッピングモールや地下街等の屋内ではGPSの電波を正確に受信することが難しいため,位置を特定することが困難である.現在,この問題を解決するため,RFID(Radio Frequency IDentification)や無線LAN(Local Area Network),IMES(Indoor MEssaging System)を用いたシステムが検討されているが,これらのシステムは設置時の電源の確保や美観に対する問題,電波の干渉による精度悪化の問題が生じる.そこで本研究では,これらの問題を解決して屋内の測位やナビゲーションを可能にするため,可視光通信を用いた屋内のナビゲーションシステムの提案とプロトタイプの開発を行った.可視光通信を用いることで既存の照明設置部分を利用することができるため,現在の景観を維持することだけでなく,電源の確保が容易である.また,光は指向性が高いため,電波に比べてより高精度な測位システムを構築することが可能である.本研究システムの開発には,OS(Operating System)に関係なく動作するように主にWeb言語で構築を行い,容易に編集や構築ができるように地理空間分野のためのフリーオープンソースソフトウェアであるFOSS4G(Free Open Source Software for Geospatial)をいくつか利用した.本研究で開発した可視光通信とFOSS4Gを用いた屋内ナビゲーションシステムの実証実験の結果,このシステムを利用することで屋内でも正確な現在地を知ることができ,目的地を入力するだけで目的地までスムーズに進むことができることが立証できた.そして今後,可視光通信だけでなくPDR(Pedestrian Dead Reckoning)を併用した測位システムの開発や本研究で開発したシステムをどのようにサービスにつなげられるかを考えなければならない.

Journal

  • 情報学

    情報学 11(1), 1-11, 2014

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006003082
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12756917
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    1349-4511
  • Data Source
    IR 
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