ミルトンにおける愛

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  • ミルトン ニオケル アイ

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抄録

ミルトンの愛の取扱いは、永遠の意味をもっている。感覚、官能、情熱が、『コーマス』においては人間を呪縛する魔術として、『失楽園』においては人間の堕落と不可分なものとして、ほとんど不可抗的な力をもって、理性を麻痺させ、人間を滅ぼそうと脅かすものであることを洞察するからである。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 11 (6), 487-501, 1960

    大阪市立大学文学会

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