チョーサーとボイーシアス

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  • チョーサー ト ボイーシアス

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抄録

I チョーサーは、詩人の生命を『薔薇物語』によって鼓吹されたように、思想の基盤をボイーシアス(Boethius)の『折学の慰め」(De Consolatione Philosophiae)によって提供された。ところで、『薔薇物語』の中世文学における位置を、中世哲学に対して占めるものが、『哲学の慰め』である、といってもいいすぎではないであろう。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 9 (6), 611-624, 1958

    大阪市立大学文学会

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