書誌事項
- タイトル別名
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- An Analysis of Konohotori
抄録
俳諧史上の傑作の一つとして知られる『此ほとり一夜四歌仙』の中から、巻頭の「薄見つ」歌仙を取り上げ、各付合の分析を通して、蕪村連句の特色を探る。それぞれの付合は、①〔見込〕、②〔趣向〕、③〔句作〕の三段階による分析方法を使って読み解いていく。その結果として言えるのは、古典趣味や中国趣味など、題材の偏りが多分に見られること、前句をよく検討してから趣向を立てるのではなく、前句の詞や表現から喚起されたこと(それは自分たちの嗜好にかなう方向で多く選ばれる)をもとに付句を考えていくこと、の二点である。すなわち、芭蕉流の付合手法とは異なる面が多く、蕪村一流の美的世界が構築されているのであり、今後は、そのことを前提に蕪村連句と取り組むことが肝要と言える。
収録刊行物
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- 和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University
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和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University 57 174-163, 2017-03-31
和洋女子大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699282453632
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- NII論文ID
- 120006010023
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- ISSN
- 24326925
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1159/00001416/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN