仮想的有能感の学年による変化 Developmental changes in student's assumed-competence

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抄録

 理学療法士を目指す学生の仮想的有能感は学年が上がることにより経時的に変化するのかを明らかにすることを目的とした.学生62名を対象とした.質問紙法にて他者軽視傾向と自尊感情を評価し,同一の対象者の3年間にわたる回答結果が学年を経るごとに異なるかについて分析した.その結果,他者軽視傾向,自尊感情ともに学年による有意差は認められなかった.仮想的有能感4タイプについて学年ごとに分類した結果,分類が変化した学生は全体の72.6%,3年間変化が認められなかった学生は27.4%であった.タイプ変化のうち,最も頻度が高かったのは全能型から自尊型への変化であった.学年別にみると2年時よりも3年時においてタイプ分類が変化する割合が低く,タイプ別にみると仮想型は学年が上がるにつれて他のタイプに変化する割合が低下することが示された.

収録刊行物

  • 高知リハビリテーション学院紀要 = Journal of Kochi Rehabilitation Institute

    高知リハビリテーション学院紀要 = Journal of Kochi Rehabilitation Institute 19(1), 7-10, 2017-09-30

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006010028
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • ISSN
    13455648
  • データ提供元
    IR 
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