書誌事項
- タイトル別名
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- ニホンジン ノ アイデンティティ ト テンノウ : ホリョ ニ ナッタ ニホンヘイ ノ テンノウカン
- Japanese Identity and the Emperor
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抄録
第2次世界大戦において心理戦は重要視され、特にアメリカは日本兵捕虜への尋問や没収した文書の分析を通じて、日本人の意識分析をおこなった。その際の重要なテーマの一つが日本人の天皇観であった。本稿は、アメリカの戦時情報局海外士気分析部臨時国際情報サービスが作成した『日本の天皇』と題されたレポートを手がかりに、戦中の日本人が自らのアイデンティティと天皇をどのように重ね合わせていたのかを分析したものである。その結果、個々人が自らの願望を天皇に投影させ、自らの考えの正しさの根拠を天皇に託するというあり方を明らかにし、そうしたあり方が天皇の戦争責任追及がなされなかった一因としてあり、さらに今日にいたるまで日本人の主体形成上の大きな問題となっていることを指摘している。
収録刊行物
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- 自然人間社会
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自然人間社会 38 3-16, 2005-01
関東学院大学経済学部教養学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287764612736
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- NII論文ID
- 120006025374
- 40006757125
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- NII書誌ID
- AN00104058
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- ISSN
- 0918807X
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- NDL書誌ID
- 7344775
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN