フローベール『サラムボー』 : 初期草稿におけるファム・ファタル像の形成

書誌事項

タイトル別名
  • フローベール 『サラムボー』 : ショキ ソウコウ ニ オケル ファム ・ ファタルゾウ ノ ケイセイ
  • Critique génétique de Salammbô de Flaubert : La formation de la Femme fatale dans les Plans et scenarios

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抄録

フローベルの歴史長編小説「サラムボー」(1867)は、19世紀末に向けて輩出した「宿命の女(ファム・ファタル)」の系譜に取り上げられ、ワイルドの「サロメ」にも影響を与えたと言われている。「ファム・ファタル」とは、男性の命を左右するつれなき美女(La dame sans merci)と言われているが、サラムボーの女性像の初期形成において、ファム・ファルタ性はどのように形成されているのか。その特徴と問題点を検討する。

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