Bibliographic Information
- Other Title
-
- ゴヒョウジ モンダイ ノ モラル ハザード ブンセキ
- Moral Hazard in Blanding
Search this article
Abstract
ブランドが価値を表すものであると同時に,それ自体が愛着の対象となるケースでブランドを維持する企業のモラルハザードとして,メニューの誤表示問題を定式化する。経済主体がブランドを,その財の価値を知る手がかりとする主体と,財の価値は無差別なものの,他人への見栄等の要因で,ブランド自体に価値を見いだす主体の二種類に大別される場合,ブランドを維持するためにブランドの提供者が高いクオリティーを維持するか,モラルハザードを起こして,低い価値のみを提供するかに関して,偽装(モラルハザード)が明らかになるかが不確実な場合について考察する。結論として,ブランド自体に価値を見いだす主体が十分多く,モラルハザードによる偽装が発覚する確率が低い場合,偽装(モラルハザード)が発生する可能性があることを示す。
Journal
-
- 経済系 : 関東学院大学経済学会研究論集
-
経済系 : 関東学院大学経済学会研究論集 259 74-78, 2014-04
関東学院大学経済研究所
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845762741459456
-
- NII Article ID
- 120006025920
-
- NII Book ID
- AN00302437
-
- ISSN
- 02870924
-
- NDL BIB ID
- 025524195
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- departmental bulletin paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN