右室流出路再建に用いるePTFE弁の膨らみが流れ場と弁開閉に与える影響  [in Japanese] Influence of the Bulging sinus of the ePTFE valve conduit used for Right Ventricular Outflow Track Reconstruction on the flow field and opening area of the valve conduit  [in Japanese]

Access this Article

Search this Article

Abstract

小児の発症率が多い肺動脈狭窄症においては,個々の治療の困難さなどから現在では有効な治療法として,生体の血管・弁を人工物に置換する再建術がおこなわれている.現在,この再建術に使用されている代替肺動脈には2種類あり,その内,ePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)が臨床的に良好な成績を挙げており,特に,バルサルバ洞的なふくらみの有効性が示唆されている.また,弁葉先端の形状においても,丸みをつけたものが,優れた臨床結果を残している.しかし,これらの知見において,工学的解析は多くない.そこで,本研究では,代替肺動脈をより解析の検証がしやすいように,形状が類似である大動脈で模擬的に再現し,膨らみが流れ場に与える役割に注目し,膨らみに変化を持たせた場合と弁葉形状にファン形状を持たせた場合において,弁挙動と弁周りの流れ場の解析により,弁開閉などに与える影響のメカニズムを解明するものである.その結果,以下のことがわかった.(1)弁開閉は,弁葉下流に発生する渦によってもたらされる.(2)主流の流れは,弁葉形状によって変化する.(3)膨らみの効果は,弁葉先端が均一形状で,膨らみと弁葉をしっかりと接着したものである.(4)1.0倍モデルが最も大きな弁開口面積を示した.

Journal

  • 研究報告 = Journal of technological researches

    研究報告 = Journal of technological researches 58(105), 1-6, 2015-03

    関東学院大学工学会

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006026137
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00045764
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    2188-6679
  • NDL Article ID
    026438206
  • NDL Call No.
    Z14-97
  • Data Source
    NDL  IR 
Page Top