地学基礎「地球の形と大きさ」における学びを深める単元構成

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  • Development of a Science Curriculum on the “Configuration and Size of the Earth” for Learners to Deepen Their Learning in Senior High Schools

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抄録

次期学習指導要領では,単元のまとまりのなかで学びの過程を組み立て,学びを深める授業が求められている。そこで,本研究では,知識の習得に重点を置かれがちな地学基礎「地球の形と大きさ」において,生徒が学びを深めることができる単元構成の開発を試みた。具体的には,「理科の見方・考え方」を働かせたパフォーマンス課題を取り入れた探究活動を行い,その活動の自己評価を行うことを軸にしながら,関連する学習内容と学習方法を見直した単元である。授業実践の結果,「地球の形と大きさ」の理解の深まりだけでなく,自己の「理科の見方・考え方」の程度や状況の認識,「科学に対する見方・考え方」や「理科の学び方」の変容など,知識習得以外の効果も得ることができた。一方,自己評価におけるルーブリックの示し方などに課題が残った。

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