戦前の日本における大正琴の輸出とそのインドネシアへの伝播

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  • センゼン ノ ニホン ニ オケル タイショウ ゴト ノ ユシュツ ト ソノ インドネシア ヘノ デンパ

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type:P(論文)

大正琴は、1912年(大正元年)に、名古屋在住の森田吾郎(1874-1952)により創案、製作された鍵盤付弦楽器である。この楽器は、1915年頃から1940年頃まで、東アジア、南アジア、東南アジアへと広く輸出された。アジアに伝播した大正琴は、その後、それぞれの地域で変容をとげ、各地の音楽の中に取り込まれ、現在まで用いられている。本論文では、戦前の日本から大正琴が輸出された状況、その社会的要因、またその楽器の特徴を明らかにし、その楽器のインドネシアへ伝播について概観する。

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