ホロコースト、隠れユダヤ教徒、隠れ切支丹:ソールベローと遠藤周作の文学

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タイトル別名
  • ホロコースト、カクレ ユダヤ キョウト、カクレ キリシタン:ソール・ベロー ト エンドウ シュウサク ノ ブンガク

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抄録

type:P(論文)

ユダヤ系アメリカ作家ソール・ベローのホロコースト体験者を主人公とした2つの小説『サムラー氏の惑星』及び『ベラローザ・コネクション』と、日本の作家遠藤周作の『沈黙』とその周辺のエッセイを中心に、比較文学文化研究をおこなった。1章の序論では共通するアイデンティティの葛藤について、2章では両作家の宗教的背景・大病との闘い・シュタイナーの影響について、3章ではホロコーストとキリシタン弾圧、及びその作風について、4章では同化か隠れかについて、アルメイダとフェレイラのマラーノ出自説からの読み直し、そして最後に、両作家のオウム/九官鳥という動物表象を論じて結びとした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282677906518912
  • NII論文ID
    120006250176
  • NII書誌ID
    AA11576760
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1132/00001314/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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