二次障害を発症した重症心身障害児をもつ親が治療を決断するまでの看護支援

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Abstract

本研究の目的は,二次障害を発症した重症心身障害児の親が治療を決断するまでの看護支援を明らかにすることである.二次障害を発症した重症心身障害児の親への看護を経験した看護師を対象に,グループ・インタビューを行い,M-GTAの手法で分析した.その結来,【時間をかけて治療の決断に向かう親への全面的支援】,【事実に向き合えない心情への理解】,【親の重荷の分かち合い】,【治療の具体を説明する機会を窺う】,【子どもの体調下降の実感を促すための布石】,【選択的な情報の提供】, 【治療後も変わりなく生活する手立ての提案】の7カテゴリーが抽出され,治療への否定感が強い時期の支持的支援,治療への関心を持ち始めた時期の積極的な情報提供の必要性が示唆された.

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