観察と描画表現との関係についての基礎研究 その3 : 日本の美術教育における表現のための観察観の一考察

書誌事項

タイトル別名
  • Fundamental Study on Relation Between Observation and Drawing (Part3) : Consideration on Observational Sense for Expression in the Art Education in Japan
  • カンサツ ト ビョウガ ヒョウゲン ト ノ カンケイ ニ ツイテ ノ キソ ケンキュウ(ソノ 3)ニホン ノ ビジュツ キョウイク ニ オケル ヒョウゲン ノ タメ ノ カンサツカン ノ イチ コウサツ

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抄録

本稿は,前稿「その1 レオナルドとヴェサリウスの人体解剖図からの一考察」「その2 水墨画・西洋画に見る日本の観察観の一考察」の継続研究である。本研究は,学校教育での図画工作科,美術科での児童・生徒の活動のねらい等を明確するために,観察と描画表現との関係について考察するものである。  本稿では,明治時代の技法修得を目的とした描画指導や,それと対立する自由画教育による描画指導にも,前稿までの二つの観察観と重ね,教育における自然と表現の関係の変遷を観察観の流れとして纏めた。

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