東洋紡の成立 : 三重紡・大阪紡の合併交渉

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  • トウヨウボウ ノ セイリツ : ミエボウ ・ オオサカボウ ノ ガッペイ コウショウ

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抄録

本稿の目的は、三重紡・大阪紡の合併交渉を具体的に検討することにある。合併交渉は、大阪紡株主の意向が強く反映され、両社株価ベースでの合併比率が重視された。その結果、規模・経営状況に劣る大阪紡にとって有利な条件で合併がまとまることになった。つまり東洋紡の成立は、ステークホルダーである株主の利害の産物だったのである。

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