メキシコの日本語教育--過渡期としての近年の動向

この論文にアクセスする

この論文をさがす

抄録

メキシコの日本語教育の歴史は苦難の日系人の歴史と璽ねることができる。日本語の教育は、基本的に日本人としてのアイデンテイティー保持に意味を置く「継承言語としての日本語(母語)」の教育であり、その意味で、日本語教育の主体は日系人であった。今日でも多くの日系の学校が存在している。メキシコオリンビック(1968年)時の日本語通訳者養成の必要性は、日系人(ハポネス)の「継承言語」から「外国語」としての日本語へと認識を移行させた。現在、各地の大学をはじめとする多くの機関で、日系人を含む多くのメキシコ人が日本語を学んでおり、その数は毎年漸増し続けている。さらに近年、ノンネーテイプの日本語教師も育っている。また、本格的な教師の全国的ネットワークも立ち上がり、将来の明るい兆しが見えているが、種々の困難な現状と課題もかかえている。

収録刊行物

  • ポリグロシア

    ポリグロシア 11, 185-197, 2006-03

    立命館アジア太平洋大学言語研究センター

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006365678
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11377083
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    13450891
  • NDL 記事登録ID
    8023704
  • NDL 雑誌分類
    ZK21(言語・文学) // ZG71(歴史・地理--アジア・アフリカ)
  • NDL 請求記号
    Z71-C750
  • データ提供元
    NDL  IR 
ページトップへ