ハンドマッサージ中の健康な成人の姿勢と視線およびハンドマッサージをめぐる認識 : 観察および面接調査を通して  [in Japanese] Healthy Adults' Posture and Eyes during Hand Massage and Their Conception of the Massage Experience : Through Observation and an Interview Survey  [in Japanese]

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Abstract

本研究の目的は,健康な成人14名を対象としハンドマッサージを行い,マッサージ中の対象者の姿勢および視線の特徴を観察を通して明らかにすること,また,ハンドマッサージをめぐる認識について面接調査により明らかにすることである。片手5分間ずつの両手10分間の軽擦法によるハンドマッサージを女性施行者が実施した。ハンドマッサージ中,全く会話をしなかった対象者は10名であり,13名の視線はマッサージ施行者の手元に置かれていた。また,椅子に寄り掛かるか,やや前かがみでクッションにもたれかかる姿勢をとり,手を施行者に委ねていた。健康な成人はハンドマッサージを通して施行者の会話への不参加態度と自身への専心を感じとり,それに同調した姿勢や態度をとっていた。当初の緊張は,早期に消失し,心地よさを実感していた対象者の語りより,相互作用の中での施行者と対象者の間に,程よい調和が見られ,施行者への「開かれている」感覚が生まれていた。ハンドマッサージにおいて,対象者の視線や姿勢は相互作用の調和を評価する一つの指標となる可能性が示唆された。また全対象者がマッサージを心地よいと認識し,施行者の性別については男女問わないとする者が12名と多かったが,施行者の性別については対象者の希望を確認する必要性が示唆された。

Journal

  • 名桜大学紀要 = The Meio University bulletin

    名桜大学紀要 = The Meio University bulletin (22), 91-99, 2017

    名桜大学

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006367324
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10512334
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    1882-4412
  • NDL Article ID
    028313893
  • NDL Call No.
    Z22-B180
  • Data Source
    NDL  IR 
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