Abstract
<p>オリジナルコンテンツから次々と新しい派生コンテンツが制作されるN次創作活動では,複数人のクリエータがコラボレーションをしてひとつのコンテンツを制作することが盛んに行われている.本稿では,動画共有サービスに投稿された,音楽に関するN次創作動画を対象として,コラボレーションがもたらす効果について分析する.具体的には,以下の3つの観点から分析を行う:(1)コラボレーションが動画の視聴のされ方に与える影響,(2)コラボレーションがクリエータのアクティビティに与える影響,(3)コラボレーション関係に基づくクリエータの特性.分析の結果,コラボレーションによって制作された動画は再生数がより多くなること,コラボレーション動画を制作したクリエータはより長い期間N次創作活動を行うこと,コラボレーションをしたクリエータのペアの25%以上は複数回のコラボレーションをしており,コラボレーションには一定の継続性があることなどが明らかになった.</p>
Journal
-
- Special Interest Group on Web Intelligence and Interaction
-
Special Interest Group on Web Intelligence and Interaction 11 (0), 17-22, 2017
Special Interest Group on Web Intelligence and Interaction
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390856970591895808
-
- NII Article ID
- 120006371458
-
- ISSN
- 27582922
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1117/00002011/
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- Abstract License Flag
- Allowed