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- ヤサイ ノ エイヨウ ジョウ ノ トクチョウ ト ジュン ニ カンスル イシキ
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Abstract
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[要約] 野菜摂取の意義について理解を深めるために,野菜に含まれる成分の栄養上の特徴について理解を深める高校生向けの実験題材を開発した。とくに野菜の水分と植物細胞の膜の性質を関連づけ,透析実験モデルを用いて半透膜の性質について理解した。また野菜の吸水や放水の実験より,水分の出入りが調理過程であることを確かめた。次に,質問紙法によるアンケート調査により旬の野菜に関する意識を大学生とその親を対象に調べた。日常の献立を考える際に旬・季節感を考慮している割合は,親で90%以上であったが,大学生は48%であった。野菜栽培の周年化について賛成した割合は学生92%,親は73%であった。四季でイメージされる野菜と料理の回答数は,親は野菜,料理ともに平均値が3に極めて近く,季節間の差はほとんどみられなかった。一方で,大学生の平均回答数は親より低く,特に夏以外の野菜,料理への意識が低かった。
Journal
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- 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University
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千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 65 383-388, 2017-03-01
千葉大学教育学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224858011008
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- NII Article ID
- 120006375973
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- NII Book ID
- AA11868267
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- ISSN
- 13482084
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- NDL BIB ID
- 028297391
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN