燃焼概念の深化のための授業実践 -発展的学習をとおして-  [in Japanese] Teaching Practice to Deepen the Concepts of Combustion through Development of Learning  [in Japanese]

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Abstract

理科の授業には,学習者が日常生活の経験をとおして構成・保持している自然の事物・現象に関する独自の概念をより科学的な概念に変容させるという大切な役割がある。本研究では,小学校第6 学年「燃焼の仕組み」の単元を取り上げ,「物の燃焼」について学習者が保持している既有概念を調査によって明らかにし,その既有概念をより科学的な概念に変容させるための授業を実践した。その結果,学習者の中には,「物の燃焼」について「燃焼後の空気中には酸素が含まれていない」,及び「二酸化炭素には火を消す働きがある」といった誤った概念を保持している者がいることがわかった。しかし,そういった学習者も「二酸化炭素が3%以上あっても酸素が17%以上あれば火は燃える」,及び「空気中の酸素の割合が約17%以下になったとき,火が消える」といった状況を見せることで,先に述べた誤った概念を科学的な概念に変容できることがわかった。

Journal

  • 福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報

    福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報 (6), 7-14, 2016-03-23

    福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006380253
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    2186-0351
  • Data Source
    IR 
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