Map learning assuming a disaster evacuation at a university campus

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Other Title
  • 災害避難を想定した大学キャンパスを利用した地図学習
  • サイガイ ヒナン ヲ ソウテイ シタ ダイガク キャンパス ヲ リヨウシタ チズ ガクシュウ

Abstract

受講生に地図を用いた防災に関わるフィールドワークを小専社会で実践させた。教室から目標点までを白地図を片手に往復させ,移動に要する時間や移動に際して有利・不利な点を記録させた。記録結果から,ハザードマップ等の地図を活用する避難では,経路及び周辺の地理情報量,性別等の属性で判断と行動に差の生じることが予想された。 ただ受講生は,地図で目的地までの標高差や距離や景観を読み取り,各自の能力に応じた移動時間を知ろうとする意識を高め,読み取る地図情報は地形と経路状況にあると把握し,追加すべき地図情報は経路の状況,接合,集中の状況,地物の説明記載と気づいた。つまり本実践では,受講生に防災に関わる地理内容理解の必要性を自覚させるとともに防災意識継続の必要性を確認させる効果があったと思われる。

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