中学校数学における課題探究としての証明学習カリキュラムに関する研究 : カリキュラム開発のための枠組みの構築 [in Japanese]
Access this Article
Search this Article
Author(s)
Abstract
本研究では,中学校数学における課題探究としての証明学習カリキュラムを開発するために,課題探究として証明するプロセスの側面(証明を構成すること/証明を構成する/証明することについて評価・改善・発展すること)に着目した。そして,これらの側面に基づき学習レベルを設定し,証明を構想することと,証明を構成することの相補的互恵的な関係に基づき,学習レベルを段階的に移行するとしづ枠組みを構築した。この枠組みの独自性は,課題探究として証明学習を捉え,中学校数学全体における証明学習の質的な向上を学習レベルの移行過程として段階的に表している点である。
Journal
-
- 数学教育論文発表会論文集
-
数学教育論文発表会論文集 (45), 537-542, 2012-11-10
日本数学教育学会