プラスチックのバケツは民具か? : 作られたものをめぐる哲学 Are Plastic Buckets Folk Tools? : A Philosophy of Things Made

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抄録

 本稿は「現在ポリバケツは民具である」という民具学の或る学説を取り上げる。なぜそのような説が主張されねばならなかったのか。まず古典的な民具概念の成立事情をたどる(第二章)。古典的概念に対する反発としてのポリバケツ民具論を概観し、その主張の構造を検討する(第三章)。桶の構成要件の複数性を確認するため、桶のあらましを描写する(第四章)。ポリバケツ民具論は、物の構成要素の一つのみを不十分に満たすものであり、さらにその他のものを等閑視するものとして、批判される(第五章)。最後にカテゴリーについての現代的考えを民具に適応することを提案する。

収録刊行物

  • 奈良大学紀要 = Memoirs of Nara University

    奈良大学紀要 = Memoirs of Nara University (46), 306-282, 2018-03

    奈良大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006411628
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00181569
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    0389-2204
  • NDL 記事登録ID
    029039705
  • NDL 請求記号
    Z22-845
  • データ提供元
    NDL  IR 
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