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- 日比野 雅彦
- 人間環境大学
書誌事項
- タイトル別名
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- About the use of the personal pronoun “on” in the lines of Elmire in the Tartuffe of Moliere
- 人称代名詞「on」による表現から見た『タルチュフ』のエルミールの存在について
- ニンショウ ダイメイシ 「 on 」 ニ ヨル ヒョウゲン カラ ミタ 『 タルチュフ 』 ノ エルミール ノ ソンザイ ニ ツイテ
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抄録
モリエールの作品に限らず、17 世紀フランス演劇において女性の役割はあまり大きくない。 モリエールの作品では『女房学校』のアニェス、『人間嫌い』のセリメーヌがいるが、筋の展開 には大きな役割を果たしていない。しかし、『タルチュフ』のエルミールは、劇全体としては表 に出ることはないが、自身が偽善者タルチュフのおとりになり、主人公の偽善を暴き出す。この 場面での彼女の台詞にはフランス語に特徴的な人称代名詞「on」の使い方に極めて工夫がある。 場面の展開とともに「on」の示す人称が変化を示し、また、台詞の中に1 人称の人称代名詞が 加わることによって劇構造に大きな変化が示されて行く。
収録刊行物
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- 人間と環境
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人間と環境 8 (0), 1-17, 2017
河原学園 人間環境大学
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詳細情報
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- CRID
- 1390001205365308288
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- NII論文ID
- 130006725405
- 120006424245
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- NII書誌ID
- AA12522031
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- ISSN
- 24336408
- 21858365
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- NDL書誌ID
- 028893031
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可