ダンス創作過程における表現力向上にむけたICT活用の有用性研究

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タイトル別名
  • Usefulness of ICT to Improve Expressiveness in the Dance Creation Process
  • ダンス ソウサク カテイ ニ オケル ヒョウゲンリョク コウジョウ ニ ムケタ ICT カツヨウ ノ ユウヨウセイ ケンキュウ
  • 教育実践レポート ダンス創作過程における表現力向上にむけたICT活用の有用性研究
  • キョウイク ジッセン レポート ダンス ソウサク カテイ ニ オケル ヒョウゲンリョク コウジョウ ニ ムケタ ICT カツヨウ ノ ユウヨウセイ ケンキュウ

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抄録

教育実践レポート

本研究では,大学の共通教育である少人数制セミナーにおいて,情報通信技術の活用に関する有用性を検討するため,身体表現の向上を目的としたコンテンポラリーダンスの授業実践と授業アンケートによる評価を行った。最終回の授業終了時にアンケート調査を行った結果,タブレット端末を用いた学習効果について,約8割の学生が良好な評価を行っていた。さらに,アンケートの自由記述による非構造化データを用いてテキストマイニングと共起ネットワークを明らかにした結果,「授業で気を付けた点」については,「授業での動画による自己動作の確認」,「他者とのダンス」,「踊りに対する意識」の3グループに分類された。また,「授業での学び・印象」については,「遠隔授業による刺激」,「ダンス表現」,「身体による経験」,「作品に対する想い」,「振付」,「踊り」,「伝達」の7グループに分類された。これらの結果より,ダンス授業における情報通信技術は,自己の動きの評価や海外との遠隔授業の実施に活用でき,ダンス創作過程における技能と表現力の向上に有用であることが示唆された。

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