ゴール型におけるボールを持たないときの動きを高める教材開発 : 中学校2年生オフサイドバスケットボールを事例として

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書誌事項

タイトル別名
  • Development of Teaching Materials for Improving off-the-ball Movements in Goal-type Games : Using "offside basketball" for eigth grade students as an example

抄録

ゴール型ボールゲームの中での大半の行動は,ボールを持たないときの動きであり、その行動の仕方がゲームパフォーマンスに重要な意義を持つ。一方、課題として、「ゲームの中で何をしたら良いのかわからない」「どこに動いてよいかわからない」などが挙げられている。子どもたちの学力を保証するためには、「やさしい教材づくり」(岩田、2012)が必要である。  本研究では、得点をねらってゴール前の空いている場所に走り込む動きを身に付ける教材を開発し、有効性を検証して今後のゴール型の指導に生かす知見を得ることを目的とした。ゴール前の空間をめぐる攻防についての学習課題を追求すること、触球数を増やし、チーム全員が参加できるようにすること、ボールを持たないときの動きに焦点化することから、パスゲーム、3人対3人、オフサイドエリアを特徴とした、オフサイドバスケットボールを開発した結果、下位層の生徒に有効な教材であることが示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001202675876096
  • NII論文ID
    120006457634
  • ISSN
    2432924X
  • Web Site
    https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/14548
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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