青年期の家族構造と子どもの問題行動に関する予備的研究 A Preliminary Study of the Association between Family Structure and Child Behavioral Problems in Adolescence

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抄録

本研究は青年期の家族構造と子どもの問題行動との関連を検討することを目的とした。まず、家族構造、ならびに子どもの問題行動を測定するための項目の精緻化を行った。次に、中学生264名(男性135名、女性129名)を対象に質問紙調査を行った。質問紙は青年の視点からみる家族構造と青年が自覚する自身の問題行動からなる。父母間、父子間、母子間における「結びつき」と「勢力」から分類した家族構造の差異、さらに、子どもの視点から現実と理想の家族構造の差異の程度という2つの観点から、子どもの問題行動との関連について検討した。主な結果として、子どもの問題行動の低さと関連する家族構造は、家族成員間の結びつきが強く、各成員の影響力が均衡した家族の形態であった。一方、結びつきが弱く、勢力が不均衡な家族の形態、さらには子どもからみる現実と理想の家族構造の差異の大きさが子どもの問題行動の高さと関連するという結果が示唆された。本研究の結果から中学生の家族構造の在り方ついて考察した。

収録刊行物

  • 作大論集

    作大論集 (8), 77-94, 2018-03

    作新学院大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006459153
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12530583
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    2185-7415
  • NDL 記事登録ID
    029497672
  • NDL 請求記号
    Z72-D481
  • データ提供元
    NDL  IR 
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