福音派キリスト教会における社会貢献活動の促進・停滞要因 : 大阪における防災活動の共同実践の事例から

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書誌事項

タイトル別名
  • Disaster Risk Reduction (DRR) as a Social Contribution Activity by an Evangelical Church : Action Research on the Case of a DRR Party Held in Osaka
  • フクインハ キリスト キョウカイ ニ オケル シャカイ コウケン カツドウ ノ ソクシン テイタイ ヨウイン オオサカ ニ オケル ボウサイ カツドウ ノ キョウドウ ジッセン ノ ジレイ カラ

抄録

論文

本稿は大阪の複数のプロテスタント教会において行った防災活動のアクションリサーチを事例として扱い、日本におけるプロテスタント福音派の社会貢献活動を考察したものである。分析・考察では稲場圭信[2009]の社会貢献活動の構成要素と、高瀬顕功[2015]の社会貢献活動の独立性の指標、また村田充八[2017]のプロテスタントのエートスの概念を援用した。結論として、社会貢献活動の促進と停滞に影響を及ぼしているのは(1)独立性の高さと、(2)現場のキリスト者の持つエートスとしての「召命」意識と新たな「宣教」観である、と考えられた。

収録刊行物

  • 宗教と社会貢献

    宗教と社会貢献 8 (1), 129-162, 2018-04

    「宗教と社会貢献」研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290699788303616
  • NII論文ID
    120006460295
  • DOI
    10.18910/68260
  • ISSN
    21856869
  • HANDLE
    11094/68260
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles

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