A 大学栄養学科学生の食生活・調理意識に関する調査

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  • A ダイガク エイヨウ ガッカ ガクセイ ノ ショク セイカツ ・ チョウリ イシキ ニ カンスル チョウサ

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抄録

120006472490

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A 大学栄養学科における2016 年度の新入生40 名を対象として基本属性の確認,調理器具の所有状況,調理意識・頻度などの半年間での変化を把握し調理に関する教育の発展につなげることを目的とし,質問紙調査を実施した。居住形態のほとんどが一人暮らしであった。所有調理器具は2 回目で増加したものが相当数あった。なかでもスケールは有意に増加した。調理意識は「とても好き」「どちらかと言えば好き」が1 回目82.5%から2 回目77.5%に減少傾向,調理頻度は「ほぼ毎日」「週3~4 回」が1 回目77.5%から2 回目62.5%に減少傾向であった。調理学実習で動機づけされた調理行動を維持することが重要であり,専門科目間で連携しそれぞれにおける調理の必要性,重要性とその具体的内容がわかるような授業内容が必要である。また,学生が自ら進んで調理に取り組み技術を修得するという,学習行動変容を促す教育方法が課題である。

収録刊行物

  • 紀要

    紀要 12 109-114, 2018-03-31

    名寄市立大学

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