Joint Activities of Universities for the Improvement of Lifestyle Habits of Community-residing Adults : Three Year Summary and Future Issues

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  • 大学連携事業としての地域密着型食育活動の展開 : 3年間の取組ならびに今後の課題
  • ダイガク レンケイ ジギョウ ト シテ ノ チイキ ミッチャクガタショクイク カツドウ ノ テンカイ : 3ネンカン ノ トリクミ ナラビニ コンゴ ノ カダイ

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Abstract

本事業は、西南女学院大学および九州歯科大学の教育研究資源を相互に有効活用した、教員と学生の協働による地域密着型食育活動である。また、地域住民に対する食育活動を推進すると同時に、参加型学生教育として、学生の積極的参加を促している。2014 ~ 2016 年度の3年間において、参加者の世代は幅広く、回を重ねるにつれ、参加者数は漸増した。また、本事業への参加回数が多いほど、参加者の講演に対する理解度は高く、生活習慣の改善が認められた。このことから、本事業は健康日本21(第二次)の目標達成に繋がる健康づくりの場の構築に寄与しているものと思われる。また、参加率の高かった回は学生による給食提供があり、事業実施者の顔が見えるコンテンツが参加率上昇の一翼を担ったものと推察される。さらに、参加者の約半数以上がリピーターであり、本事業が参加者同士の交流の場となり、参加者全体の健康増進に対する意識を高めているものと思われる。今後、より一層の参加率増を目指し、引き続き、地域住民の意見を積極的に取り入れた地域貢献事業として展開したいと考える。

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