外国語教育におけるドイッチュラントフンクの有用性  [in Japanese] The usefulness of "Deutschlandfunk" in foreign language education  [in Japanese]

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Abstract

論文外国語教育には二つの目的がある。第一に、平和で円滑なコミュニケーションの実現、第二に、悪意のあるコミュニケーションへの対処である。前者は多言語・多文化主義に基づく多様な世界の尊重に通じ、後者は権威主義的パーソナリティによる他者や弱者―たとえばユダヤ人―の排除といった単一化に通じる。従来の外国語教育では前者を重視して語学能力の向上に努めてきた。だがそれだけでは後者のような陰湿なコミュニケーションには対応できない。そこでハーバーマスが重視したのが言語学の語用論的能力である。つまり、文字上の表面的な内容伝達が当該コミュニケーションの主眼ではなく、後者のようなコミュニケーション―むしろ聞き手を窮地に追い込もうとする話し手の邪悪な思惑や嫌がらせを目的とした―を看破しなければならない。さらに、寛容で強靭な人文知を身につけるためにはたとえばドイッチュラントフンクのような機会を活用し、グローバル化に翻弄される世界の動向を把握しなければならないことを、具体例を用いながら実証する。

Journal

  • Frontier of foreign language education = 外国語教育のフロンティア

    Frontier of foreign language education = 外国語教育のフロンティア 1, 135-147, 2018

    Graduate School of Language and Culture Osaka University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006478300
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12818923
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    2433-9636
  • NDL Article ID
    030012044
  • NDL Call No.
    Z72-P549
  • Data Source
    NDL  IR 
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