「ね」「よね」「よ」発話と後続発話タイプ : 異なる2つの発話内容を用いて

機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • ネ ヨネ ヨ ハツワ ト コウゾク ハツワ タイプ コトナル 2ツ ノ ハツワ ナイヨウ オ モチイテ

この論文をさがす

抄録

研究論文

西郷(2016)で紹介した談話完成テスト〈拡大版〉で得られた母語話者の内省データを基に以下の2点を考察した。(1)同じ場面に現れた同一の発話内容に発話末詞「ね」「よね」「ね」がそれぞれ付加された後に、どのような発話が続くのが自然だと日本語母語話者は考えるのか。(2)同じ発話末詞が付加されても、発話内容が異なる場合、後続する発話にはどのような影響があるのか。考察の結果、後続する発話は同意、反意、気づき、展開、連続、無関係という6つのタイプに分類でき、これらの選択は、付加される発話末詞だけではなく、発話内容が交感的か課題遂行的か、にも大きく影響されていることがわかった。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ