小学校教員養成教育における国語科の専門的事項についての提言 A Proposal for Professional Matters of Japanese Language Education in Initial Teacher Training for Primary School

この論文にアクセスする

この論文をさがす

抄録

[要約] 小学校教員養成教育における国語科の教科内容(教科の専門的事項)は,その根拠となる教育職員免許法及び同施行規則等の関連項目と,実際に小学校で行われる学習内容を規定した学習指導要領の指導事項との間に整合性を欠いているために,一定の共通理解が得られているとは必ずしもいえないのが現状である。学習指導要領の指導事項も学習者の能力の到達目標として記述されているために,国語科の授業者に求められる資質・能力が明確にされているとはいいがたい。結果として,教員養成段階の小学校国語科の内容を扱う,いわゆる教科専門科目が教養主義に傾いてきたことも否めない。本稿は小学校の国語科授業を担う授業者に対する教員養成教育として,教材研究や授業づくりの前段階として求められる実践的な資質・能力をどう捉えたらよいかを課題とする。おおまかには,実際の国語科授業で行われる学習の内容や活動を授業者自身が行うことができることであると仮定し,そこから逆算して3領域1事項に関わる42項目を提言するものである。なお,この提言は千葉大学教育学部国語教育講座に所属する,いわゆる教科専門教育科目を担当する教員4名による討議を経た共同研究・共同著作である。

収録刊行物

  • 千葉大学教育学部研究紀要

    千葉大学教育学部研究紀要 66(2), 39-58, 2018-03

    千葉大学教育学部

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006482700
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11868267
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    1348-2084
  • NDL 記事登録ID
    028974035
  • NDL 請求記号
    Z22-372
  • データ提供元
    NDL  IR 
ページトップへ