初期スウィフトの詩(1) Jonathan Swift's Poems in His Early Years(1)

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抄録

『桶物語』や『ガリヴァー旅行記』などで知られるジョナサン・スウィフトは,生涯にわたって多くの詩を書いている。そのほとんどは,散文による諷刺作品と同様,風俗詩や社交詩,とりわけ皮肉,嘲笑,ブラック・ユーモアなどを交えた諷刺詩である。さらに,スカトロジカルな「女性嫌悪詩」まで書いている。だが彼の最初期の詩は,特定個人の美徳や功績を褒め称えた「真面目」な頌詩であり,のちの詩篇とは内容的にも形式的にも大きく異なっている。本稿は,サー・ウィリアム・テンプルの秘書をしていたムーア・パーク時代の若きスウィフトが,何ゆえに自身の好みや気質からかけ離れた頌詩を書いたのか,その理由と詩作の背景を,エイブラハム・カウリーやテンプルの影響と関わらせながら考察する。

収録刊行物

  • 研究集録

    研究集録 (168), 59-69, 2018

    岡山大学大学院教育学研究科

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006491697
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12338258
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    1883-2423
  • NDL 記事登録ID
    029201582
  • NDL 請求記号
    Z22-269
  • データ提供元
    NDL  IR 
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