幼稚園教育要領改訂における“ことば”の育ち : 領域「言葉」の中のよむ・きくの射程

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タイトル別名
  • Development of Language In Course of Study for Kindergarten : The Range on “Reading” and “Listening” in Fields of “Language”
  • ヨウチエン キョウイク ヨウリョウ カイテイ ニオケル “コトバ” ノ ソダチ : リョウイキ 「コトバ」 ノ ナカ ノ ヨム・キク ノ シャテイ

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抄録

本稿の目的は、幼稚園教育要領・保育所保育指針改訂の背景にあるもの、特に「新規の」内容に関して過去二、三十年とは異なる様相を呈してきた事項について整理し、その特質を明らかにすることである。また、この度の幼稚園教育要領改訂に伴う「領域 言葉」の内容から、新規に強調されているもの ― 特に主体的・対話的で深い学び、他者との協働(伝え合い)に纏わる内容 ― を、「よみ」・「きく」との関連性において整理した。改訂幼稚園教育要領の目指すところ、即ち2030年以降の次代を想定した人間形成の根幹に、人間独自の機能である言語―よみ・きく(伝える)といった、幼児教育における領域「言葉」に示された内容―がどのように関わるのか、この国が目指す「人間形成の方向性」とそこに対して領域「言葉」が今後どのようにかかわって行くのか、AIと人間の関係性から試論としてまとめてみた。

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