書誌事項
- タイトル別名
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- History of tsunami and atmospheric nuclear tests recorded in shells of bivalve that has the longest lifespan in Japan
- ニホン サイチョウジュ ノ ニマイ カイガラ ニ キザマレタ ツナミ ト タイキケンカク ジッケン ノ リレキ
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抄録
東北日本(岩手県大槌)から見つかった二枚貝の一種ビノスガイ(Mercenaria stimpsoni)は100歳を超す寿命を持ち,日本産の二枚貝としては最長寿であることが最近明らかになった.本研究では,ビノスガイの殻を用いて,複数個体間で同期した年間成長パターンをもとに厳密な年代モデルを構築し,東北地域としては初となる核実験起源の放射性炭素曲線を復元した.その結果,三陸沖の浅海域においては,津軽暖流(対馬海流を起源とする)の影響が強く見られることがわかった.さらに,得られた放射性炭素曲線を大槌の海底から得られた死殻の死亡年代の推定に用いることで,過去の津波イベントがビノスガイの死を招く重要な要因になっている可能性が示された.
収録刊行物
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- 名古屋大学年代測定研究
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名古屋大学年代測定研究 2 1-6, 2018-03-31
名古屋大学宇宙地球環境研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699524033536
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- NII論文ID
- 120006498137
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- HANDLE
- 2237/00028495
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- NDL書誌ID
- 031441543
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可