新単元「雨水の行方と地面の様子」の目標に関する研究 : 河川工学の専門家と教育の専門家の認識に着目して

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タイトル別名
  • Objective of the new unit "the flow of rainwater and the condition of ground" : focusing on cognition of river engineers and educators

抄録

本研究は,平成29年3月に告示された小学校学習指導要領理科の第4学年,「雨水の行方と地面の様子」の授業づくりにおける目標を明確にするために,河川工学の専門家と教育の専門家を対象とした新単元の目標に関する質問紙調査を実施した。その結果,「雨水の行方と地面の様子に対する心情・態度」,「自然災害に関する理解・思考・判断・表現」,「雨水の行方と地面の様子に関する知識」,「雨水の行方と地面の様子に関する問題解決能力」という目標の因子を抽出できた。さらに,それらの因子を河川工学の専門家と教育の専門家で比べると,「自然災害の理解・思考・判断・表現」,「問題解決能力」という因子において,新単元の目標に関する認識に違いがあることが明らかになった。

本論文は、平成29年度日本教科教育学会第43回全国大会(2017年9月 : 北海道教育大学)にて発表した内容に大幅な加筆、修正をしたものである。

原著論文

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282813380354176
  • NII論文ID
    120006542853
  • ISSN
    24338656
  • Web Site
    https://nittaidai.repo.nii.ac.jp/records/1493
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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