震災後の流言の伝播 : 「善意」と新しい情報媒体の影響の統計分析  [in Japanese] Rumor Transmission after Earthquakes : Statistical Analysis of the Effect of "Good Intentions" and New Information Media  [in Japanese]

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Abstract

本稿では、善意や新しい情報媒体が、震災後の流言の伝播にもたらす影響について、インターネットでのサーベイ実験のデータを基に分析する。以下の4つの仮説を検討する。仮説1は「人々の『善意』が、災害後の情報の伝播行動に正の効果を持つ」であり、結果はこの仮説を支持するものであった。仮説2は「インターネット、あるいはその中でもツイッターのような新しい情報媒体の利用やそれに対する信頼が、災害後の情報の伝達行動に正の効果を持つ」であり、「ツイッター視聴時間」や「ツイッター信頼度」についてこの仮説と整合的な結果が得られた。仮説3は「情報の重要性、情報の内容の正しさに関する信頼度合い、個人の不安傾向が、災害後の情報の伝達行動に正の効果を持つ」であり、「個人の不安傾向」を除いて概ね仮設に沿った結果が得られた。仮説4は「善意や新しい情報媒体の利用・信頼について、情報の伝達に対する直接の正の効果だけでなく、他の変数に対する正の調整効果や、他の変数を通した正の間接効果が存在する」であり、特に「善意」について、こうした調整効果や間接効果が確認できた。

Journal

  • 熊本法学 = Kumamoto law review

    熊本法学 = Kumamoto law review (144), 354-292, 2018-11

    熊本大学

Keywords

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006543617
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00066957
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    0452-8204
  • NDL Article ID
    029393835
  • NDL Call No.
    Z2-42
  • Data Source
    NDL  IR 
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