Bibliographic Information
- Other Title
-
- タジミ ホウゲン ニ オケル 1パク オンセツ ノ ジカンチョウ ニ ツイテ ノ ヨビテキ ブンセキ
- A preliminary analysis on syllable duration in the Tajimi dialect
Search this article
Abstract
多治見市を含む岐阜県南東部(東濃地方)の方言は,中輪式あるいは内輪式の東京式アクセントを持ち(山口2003,安藤2015, 2016a, 2017)。アクセント核(下げ核)の位置と有無が弁別的であるという点で,東京方言ならびに共通語等のアクセントと同じである。しかし,語頭からのピッチの上昇のタイミングや,ピッチの上昇・下降の幅などにおいて,共通語とは異なり,尾張方言について指摘されているのと近い特徴を持つとみられる。本稿では,多治見方言の語頭(より正確には韻律語初頭)における韻律的特徴のうち,拍の長さについて検討し,イントネーションを含めた韻律的特徴を分析するための足掛かりとする。
Journal
-
- 富山大学人文学部紀要
-
富山大学人文学部紀要 69 89-103, 2018-08-20
富山大学人文学部
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390572174766191744
-
- NII Article ID
- 120006543626
-
- NII Book ID
- AN00175930
-
- ISSN
- 03865975
-
- HANDLE
- 10110/00019135
-
- NDL BIB ID
- 029225018
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- Abstract License Flag
- Allowed