全国学力テスト中学校英語「話すこと」調査の円滑な実施に向けた一提言:京都工芸繊維大学におけるCBT スピーキングテスト開発・運営の実績を踏まえて

抄録

type:Article

京都工芸繊維大学では、英語科目担当教員と情報科学センター所属教職員の協働により、コンピュータ方式(CBT)の英語スピーキングテストを開発し、運営してきた。この研究開発チームは高等学校において、Skypeを利用したインタビュー方式のスピーキングテストを開発・運営した経験もある。本稿ではこれらの実績を踏まえて、文部科学省が「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の一環として実施する「中学校英語『話すこと』調査」に向けた準備の進捗状況を検証した。その結果、スピーキングテストのシステム面とテストの運営面の両方において深刻な問題があることが分かった。今後、文科省が「話すこと」調査を継続するのであれば、これらの問題の解決は必須である。そのため、問題解決の具体的な方法を京都工繊大における実績に基づいて提示した。

京都工芸繊維大学情報科学センター広報,No.37,2019.2,pp.22-36

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  • CRID
    1050845762850475904
  • NII論文ID
    120006553094
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10212/2401
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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