祭りのなごり -富山県高岡市C村の獅子舞調査5-

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  • マツリ ノ ナ ゴリ : トヤマケン タカオカシ Cムラ ノ シシマイ チョウサ(5)

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本エッセイは,「天狗がつくられる村:富山県高岡市C 村の獅子舞調査」(『現代と文化』第131 号,2015 年),「女がみた男の世界:富山県高岡市C 村の獅子舞調査2」(『現代と文化』第133 号,2016 年),「天狗のきもち,獅子のきもち:富山県高岡市C 村の獅子舞調査3」(『現代と文化』第135 号,2017 年),「祭りのおわり:富山県高岡市C 村の獅子舞調査4」(『現代と文化』第137 号,2018 年)の続編である.2015 年のエッセイでは「天狗をつくる」というC 村の表現を手がかりに獅子舞を含む村の行事へのコミットが自明視されていたことに,2016 年のエッセイでは青年団という組織の限界に,2017 年のエッセイでは獅子舞の学習過程におけるあいまいさに,2018 年のエッセイでは人手不足により休止を迎えたC 村の獅子舞をテーマとした.  本エッセイでは,全国一と言われる富山県の獅子舞状況の変化を把握し,C 村の獅子舞休止の相対的な位置づけを試みる.

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