Recent Music Examined through the Perspective of Relevancy in Musical and Historical Backgrounds in the Meiji - Taisho Period
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 明治~大正期における音楽と時代の関連性から考察する近年の音楽
Search this article
Abstract
2013年3月に執筆した「芸術と社会の関わりを強めるために-地域の音楽活動を実例に-」の調査では,地域の音楽活動や先人の音楽活動の実例をもとに,現代における音楽と社会の関わりの希薄さを述べた。比較対象として山田耕筰の調査を行っていたが,山田の音楽の発展の陰には,彼の「すぐれた時代を読む力」があったことがわかった。明治から大正にかけて,列強諸国に追いつこうと必死の政府,企業の方針が文化にまで及んだことが,芸術家にとっては追い風となっていた。複雑化する中で,近年の音楽はどのような時代背景とともに今の姿になったのか?また今後,音楽文化が発展していく中でどのようなことが課題になるのか?明治,大正,昭和の日本における音楽と社会の動きを考察しながら,近年の音楽を社会的な視点を交えて考察する。
Journal
-
- Journal of Chugokugakuen
-
Journal of Chugokugakuen 13 177-182, 2013-06-16
中国学園大学/中国短期大学
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001202807600512
-
- NII Article ID
- 120006588584
-
- NII Book ID
- AA11806598
-
- ISSN
- 13479350
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- departmental bulletin paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- CiNii Articles