Improvement of surveying practice using UAV and simple laser range finder at the Faculty of Education

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  • UAV と簡易レーザー距離計を用いた教育学部での測量実習の工夫
  • UAV ト カンイ レーザー キョリケイ オ モチイタ キョウイクガクブ デ ノ ソクリョウ ジッシュウ ノ クフウ

Abstract

平成29 年度の自然地理学実習で,受講生は地図・測量に関わる基礎的な技術練習を積み,「地図描画とUAV によ る測量」実習に臨んだ。本学の多目的グラウンドに対し,UAV による測量を行い,縮尺1/8000 の九州の地図をラ インカーで描画した。この実習風景はNHK 放送大学の番組中で紹介された。簡易レーザー距離計で設置したGCP を利用する UAV による写真測量では,多目的グラウンドのcm 単位の凹凸を示すDEM が取得され微細な排水経路 が読み取れた。「地図描画とUAV による測量」実習に至るまでの実習で,受講生は,卒業研究の現場対応技術の習 得に止まらず,現代の地上地形測量と空中写真測量の体験,運動会など野外活動時の教育現場の疑似体験もできた。 当該実習は,単体の実習としてではなく,前期15 回で構造化された中での1 回と捉えられるように設計し,後期の 地図情報のGIS 解析練習に接続させる基礎体験に位置付けられる。また受講生の地図描画やその後の地理情報解析 練習が円滑に進められた点から,自然地理の教育効果は高められたと考える。

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